あるこじのよしなしごと

妻・息子2人(2014生:小麦アレ持ち/2019生)と四人で暮らしています。ボードゲーム、読んだ漫画・本、観た映画・テレビ、育児、その他日常等について綴っています。

漫画『五等分の花嫁』119話の感想・考察/風太郎は自分の中の最大限の愛情表現をもって再度告白する

ざっくり言うと

風太郎は四葉とデートをする。他の五つ子が見守る中、二人はファミレス・図書館と渡り歩き、最後に公園にたどり着く。風太郎はそこで四葉に求婚のような告白をし、四葉はそれを受け入れる

こんにちは、あるこじ(@arukoji_tb)です。

漫画『五等分の花嫁』119話「五つ星ツアー」を読んでの感想・考察です。感想・考察の性質上、展開やオチなどに多々言及することになるため、ネタバレ多数になります。ご注意下さい。

なお、下記は前話(118話)の感想・考察記事、および感想・考察の記事一覧へのリンクとなります。よろしければ、ご覧下さい。

◾️前話の感想・考察記事 

◾️感想・考察記事 一覧

出来事のおさらい・感想

119話で起きた出来事を簡潔に箇条書きすると、こんな感じでした。

  • 風太郎が自身のプランで四葉とデートをする。他の五つ子もこっそり(?)帯同する。
  • 二人は思い出の公園にたどり着く。風太郎はブランコからのジャンプの飛距離で四葉の記録更新を目論むが、ブランコの鎖が劣化しており崩壊する。
  • 風太郎が自身の最大限の想いを伝えようとした結果、四葉に求婚めいた告白をする。
  • お嫁さんになるのが夢だったと四葉は風太郎に明かし、彼の告白を受け入れる。

 

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119話では風太郎プランにより、四葉と二人でデートする様子が描かれました。

マガポケでの配信直後、今回のエピソードのサブタイトルを目にした時点で、熱心な読者の方であれば、本編を読まずともこの話の展開はおおよそ読めたのではないでしょうか?(笑)

しかし、大枠で予想が付いても実際にその物語の先を追うことの楽しみが損なわれるわけではないですよね。

私自身、119話について大変楽しく、そして微笑ましく読むことができました!

以下、今回特に気になった点を考察します。

考察

二人を追う他の五つ子たち

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二人を追う影が四つ。その正体は他の姉妹たち。

デートの後を尾けるという描写はラブコメあるあるですが、この作品では今までの各姉妹とのデート──五月(ゲーセン)・四葉(勤労感謝)・二乃(病院)・三玖(水族館)・一花(ラウンドワン)において、過去そうした展開はありませんでしたね。

修学旅行中の三玖の映画村デートは微妙な所ですが、あれは尾けて探るというよりも三玖を支援する意味合いが強かったので、やっぱり今回とは少し違うかなと思いました。

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二乃のこの言葉は面白くも切ないですね。

一花はどういう心境か訝しんでいますが、五つ子の一人である四葉に対して姉妹愛からその恋が実を結ぶように応援したい気持ちと、風太郎と交際に至ろうとしている四葉が羨ましい気持ちが混じり合っているのだと読み取りました。複雑な心境です。

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しかし、五月はブレませんね。他の姉妹がドリンクバーを頼む中、一人だけしっかりご飯を食べていました(笑)

崩壊するブランコの鎖

風太郎は四葉との思い出の公園に来て、彼女のブランコからのジャンプによる飛距離の記録を更新しようとします。

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この点については、過去にその辺りを匂わせる伏線がありましたよね。77話のことでした。

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ブランコが絡む点については、まあそうなるだろう……と展開的に読めたのですが、その結果、記録更新ではなくブランコが壊れてしまいました。

このブランコの崩壊については、実は94話時点でしっかり伏線が張られているんですよね……。

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昨夜、本編を読むまではすっかり忘れていましたが、過去の自分はブランコはいずれ崩壊すると読んでいたようです(笑)

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ところで、実際にブランコの崩壊と共に四葉の中の枷は外れたのでしょうか?

これは、結論から言うとYESだと考えます。

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告白前、まだ他の姉妹のことを考えて迷う四葉の姿がそこにはありました。

しかし、ブランコ崩壊後に行われた風太郎の告白を四葉は素直に受け止め、自分も風太郎と結婚したいと彼に正面から意志を伝えています。

つまり、告白を受け入れた時点で四葉は迷いを断ち切っていることになります。

風太郎の想いによって、彼女が他人を優先し自らを過度に押さえ込もうと考えるある種の枷は解かれたのだと考えてよいと思いました!

風太郎の告白と彼女の夢

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デートの最中、話題に詰まった風太郎はこっそり用意していたカンニングペーパーから、進路についての話題を四葉に振りました。

この点は不器用ながら、トークがあまり得意でない風太郎が何とかそれを克服しようとした工夫の一つですよね。デート中に携帯をちらちら見ていたことを五月には非難されてしまいましたが、私はこの振る舞いは好感を持ってみることができると思いました。

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その中で夢の話題になるのですが、四葉は

あったと言えばあったけど……(略)もう忘れちゃいました!

と返します。忘れたというのは明らかに誤魔化しであって、実際には彼女には一つの夢があったのですね。

しかし、恥ずかしかった四葉は、その夢を風太郎には語れませんでした。

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さて、デートの終わり、風太郎は勢い余って四葉に告白を通り越してプロポーズのようなことを口走ってしまいます(笑)

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これは115話の一花のアドバイスが効いた結果ですね。風太郎にとっての最大限の恋愛表現=プロポーズだったのですね。

さすがの風太郎もその言葉がおかしなものだったと気づき、

もう一回だけやり直させてくれ

と言うのですが、四葉は風太郎のプロポーズ込みの告白を喜んで受け入れました。

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四葉の夢はお嫁さんになることだったから。図書館では隠していた夢ですが、風太郎の申し出が嬉しかった彼女は、その夢の正体を打ち明けるたでした。

この夢の話については、割と多くの人の予想した通りだっただろうと思います。

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風太郎は過去に、五つ子の夢を見つけていくことを宣言していました。

一花が女優、五月が教師などのように具体的な夢を見つけていく中で、四葉についてはその夢らしいものは見えていませんでした。

ここから、四葉の夢はお嫁さんになること=風太郎と結ばれるのは彼女、という読みをしていた方は多かったのではないかと思います。今回のエピソードは、まさにそうした読みが正しかったことを示す、答え合わせの様な回だったといえます。

また来ましょうね、今度はみんなで

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結婚の約束を交わす二人。それを尾行していた他の姉妹も公園の入口からしっかり聞いていました。

一花・三玖・五月が分かりやすく笑みを浮かべる中、二乃だけがはっきりとした笑みとはなっていないのは印象的でした。

二乃にも四葉を応援する気持ちはもちろんあると思うのですが、一番まだ割り切れていないのが彼女なのだろうと感じさせられました……切ないですね。

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過去に四葉は勤労感謝ツアーの中で

また来ましょうね、今度はみんなで

と風太郎に話していました。

これも一つの伏線だったのですね。四葉の願いはこのエピソードの中で、彼女が知らぬ内に図らずも叶っているのです。

まとめ

119話は、他の五つ子たちとの関係を118話までに強固にした四葉が風太郎と共にデートし、そして再告白を受ける回でした。

いよいよ物語が終わりに近づいているのを強く感じさせられる内容でしたね。ゴールはもうすぐそこまで来ています。

順当にいけば、あとたった3話で本作品は完結です!

個人的には、結婚式を一話で決着するのは無理かなと思っています。なので、前編・後編の二話構成になるんじゃないかと。

だとすると、その前の一話(=120話)で卒業式の様子が描かれるのかな? と思っています。

一花の卒業、五月の受験について描く必要があるとしたら、そこに卒業式を絡めてくるのは自然な流れかなと考えています。

次話では五つ子たちが卒業式に臨む姿が見られるかもしれませんね!

以上、『五等分の花嫁』119話「五月星ツアー」の感想・考察でした。


§ 本記事で掲載している画像は(C)春場ねぎ・講談社/『五等分の花嫁』より引用しています。

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