あるこじのよしなしごと

妻・息子2人(2014生:小麦アレ持ち/2019生)と四人で暮らしています。ボードゲーム、読んだ漫画・本、観た映画・テレビ、育児、その他日常等について綴っています。

ベビーカーで地下謎2019に参加した感想(ほぼネタバレなし)

ざっくり言うと

ベビーカー帯同で地下謎2019に参加した上での感想。段差なしコースは遠回りで時間は掛かるが、問題なく踏破できる点で安心感があった。乳幼児連れでゴールをのんびり目指した結果、土日で無事ゴールできた。

こんにちは、あるこじ(@arukoji_tb)です。

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先日、乳幼児をベビーカーに乗せて帯同しつつ、『地下謎への招待状2019』に参加してきました。

今回の地下謎からはベビーカーや車椅子にも優しい段差なしコースが用意された事もあり、どんなルートになるだろうという興味が湧いたので、抱っこ紐ではなくベビーカーで臨んでみました。

本記事では乳幼児とベビーカーで回った際の感想、段差なしコースについて、またその経験から思ったこと等を書いています。

本記事では謎や具体的なルートについてネタバレとならないように記述を伏せていますが、感想等を書く上で謎やルートの一部性質について、その楽しみを損なわないように当方で考慮した上で、触れている箇所があります。

一切の前情報を頭に入れる事なく地下謎2019に取り組みたい方には不向きな記事となっている可能性もありますので、上記の点を留意の上で、本記事を読むかどうかにつきましては自己判断頂けるよう、よろしくお願い致します。

感想

ゴールまでに掛かった時間

ざっくり言って、週末の土日を費やしてクリアしました。

謎解き以外に子どもに授乳・ミルクをやったり、また通り掛かった駅を散策したりといったことをしていたので、明確な所要時間はよく分かりません。

土日ともお昼ご飯を家で食べてから家を出て、夜遅くにならないように撤退して、大体週末のお出かけには収まるぞという感じでしょうか。

そのため、キットのみを予め購入した上で朝から出発し、かつ謎解きに集中してルートを消化すれば一日で踏破できる可能性は十分あるのかなと思います。

段差なしコースについて

以下は段差なしコースについての説明、また実際に歩いてみての感想になります。

各拠点毎に設定されている

段差なしコースと言っても、通常コースと全然違う経路(駅)設定がされている訳ではありません。通常コースと通る駅は全く同じです。

その上でヒントを得る場所や次の拠点への移動を行う上で階段やエスカレーターが無い進み方を拠点毎に設定したものが段差なしコースです。

そのため例えば、ある駅では

この駅では大きく遠回りになりそうだからベビーカーを畳んで乗り切ろう

と考えて通常コースを進んだり、また別の駅では

この駅はアップダウンが激しそうだから通常コースを向かうのは大変そうだ

と考えて段差なしコースを進むといったように、駅ごとに通常コースと段差なしコースをそれぞれ使い分けることも可能です。

遠回りになるのは致し方なし

普段からベビーカーでの移動経験がある方なら当然分かると思いますが、エレベーターや坂道をこれでもかと使うため、基本的に遠回りになりました。

通常コースより移動距離が増え、また当然ながら所要時間も増える事になります。

ある意味、良い運動になったという見方もできるかもしれません(笑)

謎解きの内容については変わらない

段差なしコースはあくまでその歩き方が変わるだけです。そのため、解く謎については通常コースと変わりないので、ご安心下さい。

なお、謎を解くためのヒントを得る工程がカットされている部分も少しだけありました。これはそのヒントを得られる場所まで段差なしで辿り着くのが困難な場合の措置なのでしょう。

これは企画側の善意による措置だと私は思いますが、そうしたヒントを集める所まで含めて必ず全部やりたいんだという方の場合は、その拠点だけは通常コースを進むことが必要になります。

一箇所だけエスカレーターを使う場面も

段差なしコースは全ルートで一度も段差が無いと思われている方が多いと思いますが、一箇所だけながらエスカレーターの利用が必要なポイントがありました。

これはちょっとした落とし穴でした。

私たち夫婦はその場でベビーカーを畳んで対処しました(案内にもそうしろと指示があります)が、遠距離からの参加などで多くの荷物を持っており、ベビーカーが畳みにくいという状況だと苦労する局面になると思います。ご注意下さい。

ちなみに車椅子の方の場合は、同箇所に階段昇降機が設置されているため、それを利用して突破できるようになっています。

問題なく踏破できる安心感は嬉しい

上で書いた通り、エスカレーターの使用を余儀なくされる場面が一度だけあったものの、それ以外は原則、途中で行き詰まることが無いと保証されているのは心強かったです!

企画側でラストまで通れるかを検証されている(であろう)という事は、思いのほか、参加時の精神的負荷を軽くしてくれた要素だったと思います。

乳幼児連れで回ってみて思ったこと

ここでは上の経験を踏まえて、思ったことを幾つか挙げてみました。今後、ベビーカー帯同で地下謎2019に参加する方の参考になれば幸いです。

時間には余裕を持って

子ども、特に乳幼児連れの場合はその子の世話が優先になるため、スピーディに進むのはまず無理です。

謎解き勢は特にさくさく進めたい気持ちが強く、気が逸る場面が多いと思いますが、そこはぐっと気持ちを抑えて、初めから最後までのんびりしたペースで回るつもりでいた方が何かと気が楽だと思います。

授乳・ミルクやおむつ替えは大きな商業施設周辺の駅で

乳幼児の世話について。謎解きを進める中で大きな商業施設が併設されている、あるいは近くにある駅に立ち寄る場面があるので、そのタイミングで施設のベビールーム等に立ち寄り、授乳・ミルクを済ませられると楽だと思います。

なお、お子さんの機嫌やお腹の空き具合と謎解きの進度がマッチしない場合も勿論あると思いますので、何処でも対応できる備えはすべきなのは普通の外出と変わらない点ですね。

ベビーカーを畳めるよう可能な範囲で荷物はコンパクトに

上の項目で書きましたが、ベビーカーは一箇所だけ畳まなければならない場面があるので、いざその時に苦労することの無いよう、荷物は可能な範囲でコンパクトにしておく事がおすすめです。

必要な道具まで持っていかないのでは本末転倒ですが、最初から最後までベビーカーを一切畳まずに踏破することはできない点は頭に留めておいた方がよいと思いました。

また、ただ電車に乗っている際にも、混み具合によっては畳まざるを得ない場面もありうるとは思いますから、そういう点からしても、いざという時に畳むことができる態勢を整えておくのは有益だと思います。

序盤のルート分岐で最難関を選ぶのは鬼門

謎解きの序盤においてはルート分岐があります。そして、その中の一つに難問が用意されているルートがあります。

謎解き勢は俄然やる気が湧くルートだと思いますが、このルートを選択するのは小さい子連れの場合、あまりおすすめできないです。

何故かというと単純に、解くのに時間が掛かる謎だからです。所要時間は公称60分ですし、また私は妻と二人がかりで解くのに120分(!)掛かりました。

実際は、あまりにも解くのに時間が掛かるようであればヒントによる救済も用意されているのですが、意地でヒントを見ないで解こうとした結果、予想以上に時間を消費してしまいました。

ルート全体を子連れでスムーズに踏破するという観点からは別のポイントを選べばよかったかなーと後から振り返って思いました。

もし難関の謎を解きたいのであれば、一度全体をゴールした上で解くための材料を別の日に改めて集め、家でじっくり取り組むということでも楽しめます。

この謎の性質を考えると、むしろそうしてじっくり時間を掛けて取り組んだ方が楽しめるかもしれません。

まとめ

ベビーカーを帯同して地下謎2019に取り組んだ際の感想、またその経験から考えたことを書いてみました。

今年の謎解きでは、段差なしコースの存在に大変助けられました。

段差なしコースについては問題点も書きましたが、こうしたルートを考えて頂けたことで、ベビーカー連れや車椅子の方でも移動に不安を覚えず、謎解きを楽しめるようになったという点で、本当に意義深い試みだったと思います!

これまでの段差なしコースが無い地下謎であっても、抱っこ紐で参加する事も可能ではありました。

ただ、地下謎ではどの駅に向かうか、そしてどれくらい時間が掛かるかが予め分かりません。そのため、抱っこ紐でずっと回ろうにも自身、また赤ちゃんの体力の面で不安を覚える方は多かったと思うのです。

しかし今回、段差なしコースが出来たことで、これまで以上に多くの人が気楽に地下謎を楽しむことができるようになったと思います。

来年以降も是非、段差なしコースについては継続して整備して欲しいと思いました!

以上、乳幼児・ベビーカー付で『地下謎への招待状2019』を巡ってみての感想でした。

謎検 過去問題&練習問題集2019春

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謎解き手帳2019

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