あるこじのよしなしごと

妻・息子2人(2014生:小麦アレ持ち/2019生)と四人で暮らしています。ボードゲーム、読んだ漫画・本、観た映画・テレビ、育児、その他日常等について綴っています。

『くもんのロジカルルートパズル』(4歳時)

こんにちは、あるこじ(@arukoji_tb)です。

くもんのロジカルルートパズルという玩具を現在4歳2ヶ月の息子と一ヶ月程、あと少しだけ妻と、それぞれ遊んだので、その際のレポ及び感想です。

なお、本製品は一時期はテレビで紹介されたりしたことの影響で品薄だったらしいのですが、私が購入した頃(2018年のクリスマス)には簡単に購入できました。品薄の時期はとうに過ぎ去ったらしく、現時点では購入は容易です

遊び方

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  1. 5色のボールを付属の問題集に従い、スタート地点にセットします。
  2. 付属の問題集に従い、利用するパーツを用意します。パーツは3種類(直進するのパーツ、交差するのパーツ、トンネル形状ののパーツ[高難度用])あり、問題のレベルが高くなる程、利用するパーツの数が多くなります。
  3. 各ボールが同色のゴールに辿り着けるよう、考えながらパーツを全て嵌めます。
  4. ボールをスタート地点から押して転がし、同色のゴールに着けたら正解です。もし着けなかった場合は、パーツを組み直して再トライします。

なお、くもんの公式サイトが本製品についての説明動画を公開しているため、参考までにそちらも以下にご紹介しておきます。 

レポ:うちの子の場合

開封時

最初の食い付きは良かったです。うちの子はピタゴラスイッチが好きなので、「ピタゴラみたい!」と喜んでいました。

開封後は適当にパーツをガチャガチャ嵌めて、ボールを転がして遊んでました。

最初は、問題集は特に使いませんでした。白と緑のパーツでどうボールが動くかとかを見せたりしましたが、子供には特に伝わっていなかったような気がします……。

ちなみに開封時は、どちらかというと妻の方が食いついていました。大人が遊んでも楽しめるかは後述します。

なお、製品にパーツをしまう袋が付属していないため、何らかパーツ類を収納する袋を予め用意しておくと、以降の片付けおよびセットアップが楽になると思います。うちは大きめのユニパック(ファスナー付きポリ袋)でまとめて収納しています。

買ってから2〜3日

「ピタゴラみたいなの」という名前で息子には定着しました。やる?と聞くと、やる! と意欲的です。

ここで問題集を取り出して始めましたが、いきなりレベル2からやりたがりました。

レベル1は確かに一見して単純ですから、息子の気持ちはちょっと分かります。ただ、だからといってレベル1をやらせた場合に、実際に出来るかというとおそらく微妙、というか無理な気がしましたが……。

とはいえ、本人の意向を無視するわけにもいかないので、最初からレベル2をやらせてみました。

てんで駄目でした。まあ、予想はしてましたが……。

息子がパズルに取り組む時の様子ですが、考えずに適当にパーツを一気にはめて、とりあえずボールを転がすという形でした。上手くいく訳がありません。

そもそも、パーツを適当にはめ過ぎて、ボールをせき止めるような置き方(縦と横が逆)になってる箇所もありました。

最終的にはかなりの部分で介入し、何とか正解まではたどり着きました。

買ってから一週間後以降

やる? と聞くと、うーん……やる、という感じで若干消極的に。少なくとも、自分から取り出すことはしなくなりました。但し、出してあげると遊びます。

最初の頃の導入がまずかったか、難しいイメージを持ってしまったようです。私のミスですね。

しかし、何だかんだやってみると、上達の片鱗も見られました。

買ってすぐの頃はパーツを完全に適当に置いていました。それに対してこの頃は、置き終わってボールを転がしてから、自分なりにここがおかしいと考えてパーツを入れ替えているようでした(あまりその考えは当たってはいなかったけど)。試行錯誤をするというフェーズには移行したようでした。

ただ遊んでいて疲れるのか、集中力が続かず、一問やったらおしまい!という感じで片付けては、他の遊びに移っていました。

この後は、大体一週間に一回程度、こちらから声掛けして遊ぶ。一回につき、一問で終わり……という日々を重ねました。

買って一ヶ月

そして、購入からおよそ一ヶ月程が経過した今日も、遊んでみました。この日も遊ぶ事については、息子からではなくこちらから切り出しました。

しかし、今日は前に遊んだ時に比べ、若干の手応えを感じました。白パーツ(直進)と緑パーツ(交差)の役割をおぼろげながら理解してきたように見えたのです。

その甲斐あってか、今日はレベル2の中では少しだけ難しそうな問題を……

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見事にクリア!

調子乗りの息子は「次の(レベル3)をやる」と言い出しました。なので、レベル3の中では簡単な部類の問題を出してあげると……

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これもクリア! ……といっても、このときは、緑パーツを一つだけ正しい場所に嵌めてあげるとか、少しヒントを出しましたけど。

やっぱり、答をある程度自分で考えて導き出せるようになると、楽しくなってきたんでしょうね。思えば今日は1問だけでなく、3問挑戦するまで集中力が続きました。

おまけレポ:妻の場合

開封当日は、どちらかというと妻の方が楽しんでいました。

このゲーム、問題集のレベルは1から6までありますが、とりあえずレベル3は大人には楽勝でした。

その後、レベル4はやらずにレベル5に進んでみたところ、ここで妻は解を見つけるまでに若干の試行錯誤をしていました。初見であれば、大人にとっての適正レベルは4〜5といったところと思われます。

前述の通り、レベルは6まであるので、大人がやっても楽しめる余地はあるかなと思いました。

ただ、それでも、単純に解けるかどうかで楽しもうとすると、割と早く限界は来るかなと思います。

なので、より長く楽しむ為には、各問題でどのくらいの時間で解けたか(もちろん初見時で)を記録しておいてタイムアタック形式で競うか、個々で問題を作る事で問題集に無いオリジナル問題を出し合うのが良さそうに思いました。

まとめ

最初は、本当に4歳の息子で楽しめるかが少し心配でしたが、我が家の場合は4歳でも十分に楽しめました。

ただし、一ヶ月間、断続的に遊んだ結果、親が付いてアドバイスしながら遊べるレベルに何とかなったという感じです。

一人遊びできるレベルになるまでは、現時点では程遠いです。この辺は、成長したらどうなるかが自分としても興味があるところです。また来年あたりで、どれくらい上達したかをレポできたらと思います。

なお、知育面で役に立っているのかどうかは現時点ではさっぱり分かりません。というか、成長しても、このパズルがどう作用したかは検証不可能でしょうね。

ただ、取り組んでいる内容からして、順序立てて物事を考える事や、問題を切り分けて考える事に、役立ちそうな印象は受けました。

大人がやっても楽しめるかについては、割と楽しめるレベルだと思いました。寝食を忘れて遊ぶような入れ込み方はしないでしょうが、やり始めると問題集を次々とこなしたくなるといった感じでした。

子供も大人も遊び楽しむ事ができ、子供の知育面でもそれなりに期待できるパズルです。総じて、なかなか良い玩具だと思いました!

以上、くもんのロジカルルートパズルについて、4歳時点で遊んだ際の感想でした。

くもんのロジカルルートパズル

くもんのロジカルルートパズル